2020/03/30
この度のテレビタレント志村けんさんの訃報に接し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。
とても残念で気分が落ち込んでしまいますが、、、気持ちを切り替えて、当院に新しく仲間入りした大型の治療機器のご案内を致します!
表題にもありますが「マイクロスコープ」ですが、一体どんなものなのかを簡単に説明したいと思います。みなさまはテレビ番組などで脳外科手術の時に顕微鏡を覗き込みながら細かな治療をしている映像をご覧になったことがありますでしょうか?
↑ 画像は当院に導入したタイプとは異なりますが、一般的に画像のような「手術用顕微鏡」というジャンルのものをマイクロスコープといいます。
マイクロスコープを導入している歯科医院は年々増加しております。眼鏡タイプのルーペは拡大率が2倍~8倍程度で使い勝手が良いのですが、それでも根管治療(歯の根っこの治療)は見えにくいときがままあります。そんなときでも、なんとか手探りで、いろいろな器具を試したり利用して治療を行っておりましたが、先日業者さんでマイクロスコープの使用説明とデモをしてもらって、その視界の違いに愕然としました!
「これは必要だね」と院長とも意見が一致し、即導入することになりました!!
少々大型な機器ですので、患者さんには目の前に機器が近づく威圧感がありますが、モニターに映し出される鮮明な画像には驚くことと思います。そして現時点ではまだ導入できていませんが、付属のPCやビデオ端子を設置すれば画像や動画を録画することもできます。むし歯じゃないけど歯がしみる、などの場合によくあるのですが、ほぼ目に見えない歯の表面のヒビ割れまで良く見えます。また、なかなか治りが悪い根管治療の時にはCT撮影と併せてマイクロスコープを使用することが保険治療でも可能になりました。今後おそらくスタンダードになる機器であると考えられています。
当院のブログでも何度か挙げましたが、テクノロジーの進化によって治療方法などは日々変わっていますので、今回の導入はある意味必然であったと思われます。
https://www.taki-dc.com/blog/371 (医療のテクノロジー進化 その1) 医療とテクノロジー進化のシリーズは何回か挙げておりますのでご興味がありましたらご覧下さいませ^^
後日談といいますか、実を言いますと本来は「オーラルスキャナー」という、歯型取りをするかわりにカメラでスキャニングする、という機器を導入する予定でしたが、実際に試用させてもらってその実用性と汎用性の高さが決定的でした!ご来院の際は是非体感していただければとおもいます^^