抗加齢医学会認定「指導士」として

九州地方、中国四国地方が一気に梅雨明けしてからというもの、猛烈な暑さで熱中症で救急搬送される方が多いようですね。みなさまも十分な水分と塩分を摂取するように気を付けてください!

さて、お知らせでもあげましたが、先月出席しました抗加齢医学会総会2019にて『指導士』の認定試験を受験し、このたび無事合格いたしました!!

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受験直後の手ごたえとしては、たぶん大丈夫だろうなぁ、、という程度でしたが、合格通知をみてホッとしました。今年度の個人的な目標として、なにかしら専門的な勉強をして「資格を取得する」ということを掲げておりましたので、久しぶりに感じる目標達成した充実感がなんとも心地よいですね^^

この度私が取得した『指導士』という資格について、少しややこしいですが解説させていただきます。

多くの医療系の学会では「認定医」「専門医」「指導医」など資格が細分化しており、各学会によって呼称がそれぞれ異なりますが、おおまかに、「認定医」「専門医」「指導医」という序列になろうかと思います。認定医からはじまり、より上級資格を取得すために研鑽を積む、というのが一般的です。

この度私が取得したのは『指導で、ぱっと見て「指導と混同してしまいそうな呼称の資格になりますが、「医」という文字が入っていないのは、医師・歯科医師以外の職種のかたでも、例えば獣医、看護師、歯科衛生士、臨床検査技師、柔道整復師、言語聴覚士、薬剤師、管理栄養士、作業療法士などなど、多くの職種の方が取得可能な資格であるためです。

抗加齢医学会では医師と歯科医師には「専門医」の資格もありますが、歯科医師の専門医取得の条件が「日本歯科医学会の専門分科会の会員であること」とあり、簡単にいいますと、公的な機関が承認した学会に所属しなさい(歯科医師会に入会していることを推奨)という感じです。私は個人的に歯科医師会には所属しておりませんので、専門医ではなく指導士を選択しました。

指導士だからといって、できることに大きな違いはありません。患者さんや利用者さんに、健康に関する最新知識を提供して、その人に合った運動をお勧めしたり、サプリメント摂取の提案をしたり、あらゆる指導を行っていく。ということになります。

先日「日本口育協会」の認定資格である『口育士』も取得しましたので、抗加齢医学会の『指導士』と合わせて、みなさまにより一層の健康指導ができる体制が整いつつあります。

よく雑誌などでは「コンビニより多い歯科医院」などど揶揄されるのですが、それは「病気(虫歯や歯周病)が減ったから歯科医院も少なくていいはず」という非常に浅はかな記者の考えの発露であり、「病気になる前指導する(予防する)」のが今後の歯科医院の役目ですから、健康な人も通院してもらう対象と考えれば、まったくと言っていいほど歯科医院の数は足りていません!むしろ過疎地域では閉院してしまう歯科医院のほうが多いので、病気の治療すらできないで苦しんでいる患者さんが多いのが現状です。

滝歯科医院は比較的都市部にありますが、治療も予防も真剣に取り組んでおります。今後も皆さんに健康で過ごしてもらえる手助けができるよう精進致しますので、今後ともよろしくお願いいたします!

最後までお読みくださいありがとうございます^^