歯科医療の歴史01

いや~、今日は暑い一日でしたね!
岡山市でも30℃超え。各地で軒並み今年最高気温を更新!なかには7月下旬並みの気温だったとのこと。朝夕はまだ涼しいですが、いよいよ夏到来を感じる1日でした。
 
さて、前回までは当医院の歴史をテーマにお伝えしました。今回からは「歯科医療の歴史」をお伝えいたします。実は「歯医者 歴史」と検索すればいっぱい出てくるのですが(笑)なるべく分かりやすくまとめてみました。
 
いきなりですが、実際に存在した入れ歯はどれでしょう?
 
1.象牙で作られた入れ歯
2.カバの牙で作られた入れ歯
3.陶器でできた入れ歯
 
 
実はすべて正解なんです。
 
アメリカ合衆国の初代大統領、ジョージ・ワシントンは入れ歯に悩まされていたという話は割と有名ではないでしょうか。
彼は金属の土台にカバの牙や動物の骨をつなげた義歯を、スプリングの力で口の中にはめ込んでいました。口元をしっかり締めていないとパカッと飛び出してしまうので、口元に力が入った肖像画が1ドル札に描かれています。
 
歯の治療に関しては、紀元前の時代から床屋職人や香具師のような人が歯を抜いたり薬を煎じていたようです。実際に紀元前460年頃の「ヒポクラテス全集」には、歯のでき方や歯や口の病気、その治療法についての記載があります。ですが17世紀くらいまで、主に「抜歯」が歯の治療として行われていました。その後18世紀に入ってから次々と研究が行われ発展を遂げ、19世紀に入ってからやっと現代に近い歯科医療が始まりました。
 
日本では1500年頃~江戸時代まで「口中医」と呼ばれる当時の歯科医が、皇族や将軍家の歯科治療(主に抜歯)を担当していたようです。当時は仏師さんが木を彫刻して木製義歯を作っていました。発掘された最古の木製義歯は1538年のものだそうです。ツゲの木で作られた木製義歯は実際に食事をした跡があり、なかには長期に使用をしたために歯石が付着した木製義歯もあるとのことです。
 
徳川の将軍、英傑徳川家康も義歯を使用していたという記録があります。新しくできた入れ歯に大変満足するというシーンが伝記に登場しています。
 
ん~、昔の人も歯に関することで色々悩んでいたようですね。
医学が進歩した今でもそうですが、歯は失うと二度と再生しませんから、みなさま歯は大切にしましょうね!
 
次回も同じテーマでお届け予定です。最後まで読んでいただきありがとうございます!!