口育シリーズ その4 ~口腔筋機能療法について~

お盆が過ぎても連日暑い日が続きますね。日が暮れると幾分涼しくなったかなーと思いますが、まだまだ日差しは強くて日中は出歩きたくないですね、、、

さて、口育シリーズで度々出てきていますが、「MFT:Myo-Functional Therapy 口腔筋機能療法」という、平たく言うと「お口のトレーニング」について述べたいと思います。「口育シリーズ その3」から随分と時間が経ってしまいましたが、その後も色々と情報が新しくなっています!!といってもいままでの情報が間違っているわけではなく補足程度のものですが、ある勉強会でとても納得したのが、やはり舌の重要性でした。

舌の機能についてはいままでも述べておりますので割愛しますが、舌の機能を十二分に発揮するためには『舌の後方部』がとても重要である、ということです! いままで、舌の先端を思いっきりあっかんべ~する「あいうべ体操」をおすすめしておりましたが、もちろん舌を前方部に突出するのも大切ですが、舌の中央から後方部口蓋(うわあごの天井部)にしっかりと密着している、これが健康的な状態であると、海外の口腔筋機能療法士さんが熱心に解説していました。

舌の後方部が口蓋に密着できていない状態では舌と顎低い位置にあり、その状態で仰向けで就寝すると、舌の根本で気道が塞がれる「睡眠時無呼吸」を誘発してしまう危険性があるとのことです。

上図は下顎の前後的なのポジションの違いによる気道の広さを比較したものです。(口育テキスト2019より引用改変)

左:下顎が後方に引っ込んでいる状態  右:理想的な下顎のポジション

本来なら、右側のような関係が理想的ですが、下顎が後方に引っ込んでいる場合は左側のように、舌の根本が気道を圧迫して狭くしてしまうと言われています。(若干誇張している図ですが…)ついでにあえて指摘しますと、右側は舌のポジションが低く見えます。しかも舌の後方部が口蓋に密着していません!!本当に理想的な状態は、舌が口蓋に接していて、顎が後ろに引っ込んでいない状態。すると、自然と気道が狭くなることはありません。

また、左側は首から顎のラインが直線的で、俗にいう顎がない横顔です。一般的に肥満の男性に多いですが、女性でも丸顔小顔の場合も当てはまります。どちらのケースでも気道が狭くなっていることが多く、その影響で、いびきをかく、一時的な無呼吸など良質な睡眠の障害となる症状があらわれやすくなります。

では舌の中央から後方部を口蓋に密着させるようなトレーニングはどういうものか? ということになります。

一般的に成人以降では顎が成長しにくいですので、小児のうちに舌のポジションを正して、口蓋に密着させ鼻で呼吸するように習慣づけることが肝要です!それにはあいうべ体操はもちろんのこと、ペコパンダを用いた訓練、サッキング、ポッピングなど、なかなかお伝えするのが困難なものばかりですが…、また後日あらためてページを新設しようと思います!!

あまり具体的にMFTについて説明できませんでしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます^^